シボレーの車を買いました。
こんにちはYOSHIです。仕事を辞めて、無謀にもこの歳(34歳・・・)でアメリカへ語学留学に来ています。。。。ノースカロライナは今日も良い天気です(現実逃避)
さて、学校の手続きとスマホの開通を無事に済ませた後は、最後の関門、車のゲットです。車をゲットすることは特に難しいことではないです、買えばいいだけだから。問題は登録と免許と保険に関して、ちょっとというかかなり複雑になってきます。
正直僕だけでは不可能なので、そこはホストファミリーの親分。海兵隊上がりのザックにまかせました。こんな他力本願な留学でいいのだろうか・・・。
さて、ここで僕の置かれている状況について整理してみると。
・旅行ビザで入国している(住民ID無し、ソーシャルナンバー無し)
・学校はI20未発行の学校(つまりF1ビザじゃない)
・旅行者のため州の免許証は取れない
・旅行者のため車の保険に入れない
こういった状況では普通レンタカーを借りるのが常です。というかそれしかありません。
レンタカーを借りると大体月に8万円程度かかります、保険料込みで。
お金のこともあったのですが、どうしても自前の車を持ちたくて、ザックに試行錯誤を重ねてもらい。何とか合法的に車を走らせる手段を見つけてもらいました。
まず保険に関しては、彼の保険にぶら下がる形で入ることが出来るとのこと。詳細は全然分かりませんが、可能なようです。
次に免許証。ノースカロライナでは転居してきた住民は60日以内に州の公式免許を取得しないといけないのですが。僕の場合はIDも何もないただの旅行者、なので国際免許で大丈夫のはず・・・(厳密に言えばノースカロライナの場合は自国の免許証のみでOK)
保険さえ入ることが出来れば、問題なさそうです。
シボレートレイルブレイザー
結果的に買ったのはコレ、2002年式のトレイルブレイザー。日本でもよくみるアメ車ですな、ここまで古いのは見たことないけど。
車はフェイスブックで調べました(ザックが笑)
近くに住む人が売りに出していて、ネット見つけてすぐに連絡をし、次の日には交渉成立。3,500ドルの売値でしたが、現金で払うから3,000ドルにせぇと交渉すると無事に交渉成立。まだATMから現金を下ろしていなかったので、次の日に売買することに。
そして次の日。
近所のガソリンスタンドのATMでお金を引き出す。一回に400ドルまでしか払い出しが無いので、手持ちのキャッシュと合わせて3000ドルになるまで5回は同じ操作をした。
それから市内の銀行まで向かいます。
というのも個人間で売買する場合には、銀行にて売り買いがきちんと行われたどうかの承認を経なければならないようで。銀行のスタッフがその証明人になるそうです。これはノースカロライナ州の場合かな。
そして肝心なこの部分は妹にやってもらいました(笑)
ホント殿様留学やなー・・・・こんなので留学って言えるのかどうか自信なくなってきた。
手続きは10分位で終わり(その間は妹の車の中で子供達の世話)とりあえず無事に車を引き取って、帰路につく。帰りはもちろん僕の運転。生まれて初めての左ハンに右車線。左ハンには1分で慣れたが、車線だけはどうしても日本の癖が抜けない。頭の中で「右右右右・・・・」と反芻しながら運転する。
おーコワ。
車の整備が出来るとアメリカ生活では相当役立つ
事前にザックに試乗してもらってOKと言ってたけど、やっぱ自分の車だし自分で点検しなければ気が済まない・・・ここらへんは元消防士の職業病みたいなもの。安全確認は自分の目でやるべし。
家に帰る際の運転で色々と試しましたが、走行には問題ないように思えた。ちょっとパワーが足りないと感じたけど、古い車だしそんなもんかな。アメリカの道は平均速度が高いから、道路へアプローチする際の初速が大事なんですよね。トロトロして進入してたら後ろからカマ掘られるから。
灯火類OK、室内電装系OK、クーラーOK。と色々チェックしていくとやっぱ不備がありました
運転席の窓が開かない・・・。全閉の状態からうんともすんとも言いません。他の窓は全部作動するんですけどね。やれやれ。
どうやら今のところこの窓だけが動かないようです。パワーウィンドウのモーターが死んでるか、配線が死んでるか。そうなると直すのはややこしくなる。とりあえずヒューズボックスを見てみよう。ヒューズボックスはエンジンルームにてすぐに見つかった。
これがトレイルブレイザーのエンジンルーム。2002年式(平成でいうとH14年か)ファンが見たこともないくらいデカい(笑)
ヒューズボックスは助手席側にありました、が。うん?それらしきものがない。。。
WindowとかPowerとかいった単語を探しても見つからない。
ヒューズボックスは室内にもあるはずなのでそっちも一応見てみよう、探すこと5分。後部座席の下にボックス発見。
パカッとカバーを開けて見てみる。カバーは大小の2種類で覆っていて大きい方のカバーの裏にヒューズの名称が記載されている。
うーん。ここにもそれらしいのが見当たらない。もしかしてまだ他にボックスあるんじゃない?
ここまで来たからには、おニューのマイカーを全部見てやろうってことで運転席側のコンソールを引っぺがしてみる
ちょっと分かりづらいですが右上のやつがハンドル。膝が当たる部分のコンソールと、下の方のカバーを外します。何mmか不明の六角ナットで閉められてました。
必死に潜りながらヒューズボックスを探す。が、どうやら無さそう。多分さっきの2つがトレイルブレイザーのヒューズボックスだろう、ということは表記が分かってないだけなのかな。この問題については現在進行形で何とか解決しようとしております。
車内から危ないハッパとかが出てこなかっただけで良しとするか。
実はここの誰に聞いても「あぁん?窓が開かない?でも閉まってはいるんだろ?じゃあ気にすんな!hahaha」みたいなリアクションが返ってくる。
どうやらアメ車ではよくある故障らしく、開きっぱなしならヤバイけど(強盗にあう)閉まってるなら問題なし。ってのが根底にある考えのようです(笑) 絶対直してやる。
それからこの日は・・・
みなさん ”ごはんですよ” って知ってます?知らない人いないですよね。あの海苔の佃煮。
保存もきいてご飯にも合うってことで、在米の日本人宅にはよく置いているそうです。例にもれずウチにもありまして、妹の子供達(日米ハーフ)もバクバク食べてます。
ですが、近所の日本食ストアで買うと7ドルだか8ドルだかするみたい・・・ごはんですよが900円・・・。安物のキャビアみたいな扱いだなそれは。子供たちはそんなこと知る由もないので、今日も口の周りにベッタリとごはんですよを付けながら、メシ食ってます。もったいねー
で、妹のためにとネットで調べて作ってみました。幸いにも原材料となる海苔(手巻き寿司用)が沢山あったのでそれを使います。
手順は簡単。
水を沸かす(海苔が浸かればOK。意外と少なくても大丈夫)
醤油少量・みりん・砂糖・めんつゆ。を目分量で入れていき、あとは煮詰めるだけ。
調味料の分量がサッパリ目安が付かなかったので、今回は試作ということで海苔を1枚だけ使って作りました。海苔は全形と呼ばれる大きいサイズのやつです。
上の要領で弱火で煮込んでいく、まだ水っぽい
漕げないようにスプーン使って混ぜてくと、だんだんドロドロしてきます。
水の量にもよるので時間がどのくらいかかるのかは不明(笑)
ちょっと今回水が多くて20分近くかかってしまった、あー試作で良かった。味もかなり濃くなってしまって、目標とするごはんですよには程遠かった。でも美味しいです、全然食べられます。
次回は大量に作る予定。これで子供達も顔中に塗りたくっても大丈夫だろう。待ってろよ。
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