アメリカの釣り事情について
どうもこんにちはYOSHIです。
最近ひょんなことで知り合ったアメリカ人と、よく釣りに行くようになりました。日本(沖縄)にいたときからよく釣りには行ってたので、大好きです。釣りするのは。
生まれ育ったのが海に囲まれた沖縄アイランドなんでね、子供の頃から必然的に釣ったり潜ったり突いたりするわけですよ、海で。特に僕の場合はオジーが海人だったので尚更。
バーちゃんからは魚の捌き方を見せてもらったりして、今でも釣った魚は自分で捌いて料理したりします。
アメリカで釣りをする場合
で、こっちで釣りをすることになったんですが、調べてみるとまぁ結構ややこしい。何がややこしいかっていうと、日本と違い勝手に釣りをしてはいけないってのが一番大きい。
日本でも熊やシカなどのハンティングにライセンスが必要なように、こっちでは釣りも魚のハンティングと見なされているのでライセンスが必要になってくる。これを持たずに釣りをしていると、例えばパークレンジャー(公園管理者、日本でいう公園はPlay ground で子供が遊ぶとこ。こっちのParkは森林公園とか国立公園みたいな広い公園を指す)や警察官にみつかると罰金となる。
ライセンスは釣具店やアウトドアショップで登録することができて、僕の住んでるノースカロライナ州の場合はオンラインでも出来るようです。ただしオンラインになるとライセンスが届くまで2週間程度かかるかもとのこと。お店に行けば10分で終わります。
ではざっくりとライセンス取得のためにやったことや、知ったことを色々書いていきます。
公式ホームページにて事前に予備知識を得ておく
(画像はノースカロライナ州のハンティングに関する公式HPのスクショです)
どの州にも公式HPがあるので「(州の名前) fishing license」とググればすぐに出てきます。
まずはそのページからフィッシングの項目に飛んで、ざっと目を通しましょう。どうしても英語に抵抗がある場合はグーグル翻訳で読んでもOK、すぐに登録するわけじゃないのでまずは州のルールや英語の単語を事前にチェックします。これをやっておくと後の登録手続きが非常に捗る。
すると日本とは色々と違う点が見つかります(以下ノースカロライナ州の場合)
・フィッシングライセンスにも種類がいくつかあり、居住者なのか非居住者なのか(異なる州から来た場合はアメリカ人でも非居住者になる)海で釣りをするのか内陸(川や池)でやるのか又はその両方か。永久ライセンスなのか1年限定か10日間か。などなど
・釣りの仕掛けにもルールがあったり、持って帰って良い量や魚の大きさにも制限があったりするみたい。これは気にしたことない(笑)
細かいことはいいとして、公式HPをサッと読むだけでも何となくアメリカの釣りに対するルールが見えてきますので、是非ライセンスを取得する前に見ておくことをおすすめします。
登録に行く
僕はウォルマートで手続きをしました。
バドライトがいつも1ケース(24缶)16ドルくらいなので頻繁に行ってる(笑) NO BEER NO LIFE・・・この日もビールついでに登録に行きました。
ウォルマートにした理由はデカイ店だし慣れてそうだという理由からです。結論から言えばその通りで、店員さんは愛想も良くて慣れてました。公式HPでは書類の書き込みが必要とあったんだけど、ウォルマートでは手続きは店員が全てやってくれた。
ここで僕の立場をおさらいしておくと
・観光ビザで滞在
・居住はこっちに住んでいる妹の家
・アメリカ用の電話番号は持っている
・公的な身分証明書はパスポートのみ
ウォルマートの入口のクローク係のオバチャンに「どこに行けばフィッシングライセンス取れますか?」的な質問をすると釣り具売ってるカウンターに行きな。とのこと。
Where do i get a fishing license? こんな英語だったかなぁ・・・get なのか register なのか分かんなかったけど、フィッシングライセンス!!とさえ通じれば意味は通じるはず。
釣り具コーナーに行ってスタッフに尋ねると、何か色々聞いてきました。が、THEネイティブ英語なので全然何言ってるのか分からん(笑)するとこっちが英語弱いことに気付いてくれて、あとは簡単な質問をしてくれました。以下会話内容。
店員「釣りは海でやるの?それとも川でもやる?1年用?10日用?」
事前に公式HPでチェックしてたのでこのルールがあることは確認済み、知らずにいたら頭の中???となってたに違いない。。。
俺「海だけ!1年のやつで」
店員「OK。ここに住んでるの?」
俺「そう、妹の家に住んでます」
店員「住所教えてちょーだい」
俺「スッ・・・(住所書いた紙見せる)」
店員「パスポートある?」
俺「スッ・・・(パスポート出す)」
店員「電話番号ある?」
俺「ササッ(スマホの自番号見せる)」
店員「OKちょっと待ってね~カタカタカタ・・・」レジのPCで何かやること約5分。
店員「ハイ終わりー。会計15ドルねー」
とこれで手続き終わりました、俺喋ってねぇぇぇえ!割と簡単に取れたー。
これがフィッシングライセンス
実はこれ居住者用のResident Licenseなんですよね、どうやら国籍とかビザの種類に関係なく現在住んでいる場所でResident かNonresident かを判断してるみたい。ちなみに両者の違いは料金で、Nonresidentの方は倍します。
それから有効期限ですが、取得した日から1年となってます。
実は州によっては予め定められた月から1年間とする州もあるらしく、例えば基準月が6月の場合5月にライセンスを取っちゃうと1か月で失効するようです。こういった情報も事前にHPでチェックしておくといいですね。
ウォルマートのケースも貰えました
ライセンスを裸で持つのもあれなんで、釣りの最中はこれに入れて常に携帯しておきます。
それから釣り具コーナーで売っている帽子には、帽子の後ろの部分にライセンスを入れることのできる物も売られていて、魚の仲買人の逆バージョンのように後ろからライセンスの有無を確認できる優れものもあります。パークレンジャーにいちいち何か言われたくない人用ですかね。買いませんけど。
旅行者で想定される問題点
アメリカに居住している人なら簡単に登録できると思いますが、例えば旅行者の場合はどうなんでしょう?
推測ですがこの場合僕のケースと違うのは、住所と電話番号くらい。ですがどちらも日本の物で大丈夫だと思います。僕のケースでも特に住所の証明はしてませんし、電話番号は日本のものでも頭に81付けて0外せば通じるし。
ホテル滞在の場合はそのホテルの住所と電話番号でもOKなような気がします、どうせ滞在後は帰国するんだし。10日用のライセンスがあるってことは旅行者にも対応してるはず。
きちんとパスポートさえ準備できていれば問題ないんじゃないかなー、旅行者の方はあくまで参考程度にしてください。これが当たっているかどうかは分からないので・・・笑
というわけで、しばらく週末の天気が良ければ釣りに行くことになりそうです。魚が食える・・・もう肉は飽きてきたわー
ではまた次回。
C U !
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